月30万円を目指すことから始まった、数百億円への道

世界が注目するボクシングの試合に招待していただき、

そこで資産数百億円の方の応援の仕方に感動した私。

 

本当に素晴らしい機会をいただいたのですが、

今回のことで改めて

「ほんと周りの人たちに恵まれてるな…」

と実感することの多い人生だと思ったのでした。

 

というわけで、

今回は自分が体験してきた

『人との出会い方』ってのを

振り返ってみようと思います。

 

普通に暮らしていたら出会えないであろう人たちと出会うには

どういうことをすれば出会えるようになるのか。

 

そんなヒントになればと思います。

 

今回はそんなお話。

 

出合いで人生がどう変わるのか

 

月30万円が欲しかった

 

「月30万円が欲しい」

私が起業を意識しはじめた時、

目標にしていたのはこの数字だった。

 

というのも、一番最初に関わらせていただいた会社で

めちゃめちゃ頑張って得ていた給料が月8万円。

 

この時の生活は悲惨なもので、

自分の自由なんてもちろんないし、

入ってきたお金も仕事の交通費に消えていくという現実。

 

それが会社員になったことで月20万円となり、

「20万円もあればこんなにいろんなことできる!」

という感動を味わっていたので、

「もし月30万円ももらえたらそんな素晴らしいことはない」

と本気で思っていたからだ。

 

しかし、社長からのパワハラが原因で

上司の顔がみるみるうちに青ざめていき、

最後はトイレで嘔吐をし続けるという現場を体験して

「他の生き方をしている人を知りたい」

と思ったことから、

人と出会うようにしていった。

 

その結果、

初めてのビジネスパートナーと呼べる人と出会い、

そこで初めての会社設立を経験し、

早々なる解散も経験し、

1000万以上の借金を負うことになり、

人生初の絶望という状況を味わったのだった。

 

挑戦と失敗の狭間

 

会社設立の時、実はお世話になっている人がいた。

 

それがKさん。

 

Kさんはレストランなどで置かれている

『呼び出しベル』を世の中に広めた張本人で、

他にも

年間2万本の消火器を売りまくったり、

200万個以上の浄水器フィルターを販売したり、

他にもさまざまな販売レコードを持っている方。

 

そんなKさんはとにかくぶっ飛んだ発想の持ち主で

毎日のようにいろんな情報を持ってきては

「世界ではこんなものがあるんですよ」

「この仕組みをこうやって利用したらこれだけ利益が産めますよ」

「あの出来事をこういう視点で見たら今の自分に応用できますよ」

と言った感じで、

20代の私からしたら毎回刺激的な時間を過ごさせてくれる人だった。

 

そんな人が自分達の可能性を信じて

「その事業が成功するかはわからないけど、100万円出すよ」

と言って投資してくれたのだ。

 

その投資をしてくれたKさんは

自分達が解散したのを知ってショックを受けたものの、

「たっちゃんだけでも頑張るって決めてくれてよかったよ。

たっちゃんには才能があるから、これからも進み続けて」

と言ってくださったのだ。

 

ただ、優秀な二人が離れてしまい、

無能な自分はその後の利益をどう産めばいいのかわからず

最終的には回らなくなりすぎてその会社は売却してしまった。

 

投資してもらったにも関わらずそうなってしまった結果すら、

「また次頑張ればいいよ、挑戦することが大事だから。

私なんて失敗ばっかりしてきたしね」

と笑い飛ばしてくれる姿に心底救われたのだった。

 

それから

当時頑張っていたおもちゃを広げる活動で

「木のおもちゃに触れられる場を全国に広めたい」

いう思いのもと、歪ながらも事業計画を立てて

なんとか初期費用として50万円を集めようと思った時、

Kさんだけでなく、Oさんから

「今までたっちゃんの行動する様から勇気をもらってきました。

少しばかりですが、私からも応援させてください」

と、分厚い封筒を手渡してくれた。

 

Oさんはご自身が経営していた会社を

「社員を幸せにするには自分以外の人間に任せたほうがいい」

という決断から超優秀な人をスカウトし、

その次の年から一気にV字回復させることに成功した人。

 

よく

「自分は経営の才能がなかった。だから私が会社の代表を務めるのではなく、

優秀な人材に任せる道を選んだ」

と謙遜されていたのだが、

自分の後続を選ぶ目をお持ちであること、

他にも言葉遣いの一つ一つが純粋で、

普段の生活される様や奥様への想いが丁寧かつ愛に溢れてて、

話しているだけで心が洗われる…

そんな人から応援してもらえるなんて、

本当にありがたいなと思った。

 

さらに他の方からも応援してもらえて、

結果お金を集めることに成功。

 

「これでなんとか再起するぞ!!」

と意気込み、計画した通りに進めていった。

 

が、自分の計画が甘すぎたことで

予定通りに進むことなく、

結果的に時間もお金も費やしてきた計画は

成功することなく終わってしまう。

 

他にもたくさんの方から応援いただいたのに

また実現できなかったことに

自分は心底落ち込んだ。

 

「こんなに応援してもらってるのに、なんでできないんだ」

 

そうやって自分を責める日々が続き、

行動できない日々が続いたのだった。

 

ストレスから解放されるために作ったコミュニティ

 

行動が止まってしまってから1ヶ月が経った頃、

「流石にこのままではヤバい、

今までお世話になった人に迷惑しかかけないで終わってしまう」

そう思った自分は何か行動しなきゃということで

SNSで

「ダイエットコミュニティ作ります、興味ある方は連絡ください」

と投げかけた。

 

正直、勢いだけで書いた投稿だし、

コミュニティの完成図もなんとなく描いた程度で

これで収益化ができるとは思ってなかった。

 

そんな未完成のものだったが、

結果的に30名の方から反応があり、

そこから口コミの連鎖が起きてくれて

総勢200名を超える人たちがコミュニティに参加してくれるようになった。

 

大した金額ではないとはいえ、

お金も得れるようになり、

やっと自分の第一歩が始まったと思えた。

 

そしてそのコミュニティに参加してくれた方が

「たっちゃん、今こういう企画を考えてるんだけど、ちょっとやってみない?」

とか

「もしお金ないならこれやってみたら?ちょっとしたお小遣いくらいにはなるかもよ」

と提案してもらえたり、

コミュニティの話を聞いた方から

「それだけの力があるならぜひ自分のところでも何かやって欲しい」

とお声がけをもらえるようになったのだ。

 

そういうお声がけの中で

マネージャーとして10以上の百貨店を管轄させてもらうこともしたし、

2000以上ある在庫商品を一晩で売り尽くすという経験もさせてもらえたし、

講師として活動することで100万円を超える報酬もいただいたりもしたし、

国が関わるような大きなビジネスにも携わらせてもらえたし、

3000万円以上の売り上げを作る経験もさせてもらえたし、

いろんな挑戦をさせていただいたことで

『お金を動かす』

という経験ができたのだった。

 

ただ、

いろんな人からお話をいただいては

その役割を全うするという働き方は

「自分自身の力で稼いだ」

という実感の湧きづらいものだった。

 

「どういう挑戦をすれば自分で稼げたと言える状況になるのだろう?」

そんなことを思っていた時、

Mさんから

『世界が注目するボクシングの試合』

に招待してもらったのだった。

 

数百億の世界に触れて

 

MさんはKさんの繋がりで

ある会社の売り上げを数年で8倍まで伸ばし、

今でも多くの事業設立や団体の特別顧問のような立ち位置で

第一線で活躍している方。

 

そんなMさんは自分がまだ利益を産めていない時から

出会う度に

「いや〜たっちゃんはすごいよ、もっと上いけるよ」

と言ってくれていた。

 

自分の活動がうまくいかなくて停止していた時も

「大丈夫大丈夫、たっちゃんはできるから」

と声をかけてくれて、

今回も

「絶対に貴重な経験できるから」

と言って招待してくれたのだ。

 

そんなMさんからの粋な計らいで行くことができた

世界の注目するボクシングの試合。

 

そこでは

自信に満ち溢れた選手達の覇気、

ことあるごとに湧き上がる会場、

世界の頂点によるぶつかり合い、

それらの要素をリアルで体感できた。

 

それだけでなく、

メインを飾る選手のスポンサーの方が

これでもかというくらいの

『本当の資産家が行う本当の応援』

というものに触れさせてもらえたのだった。

 

億単位が少しだけ見えてきた

 

そんな世界に触れた自分は

一番お世話になってきたKさんに近況報告をするべく

新たな事業計画を持って会いに行くことに。

 

た「今日はお時間いただいてありがとうございます」

K「いや〜最近はzoomでの打ち合わせばかりだから、たまには対面で人に会わないとね」

た「zoomで便利にはなりましたけど、やっぱり対面で会うとまた違いますよね」

 

そんな雑談を通して、

相変わらず元気なこと、

今でもいろんな活動をされていること、

最近出会った人たちのことなど、

いつもと変わらぬ刺激的な話をしてもらった。

 

そして、いよいよ本題へ。

 

K「ところで、新しい事業計画できたってことだけど、どんなの作ってみたの?」

た「実は、『人見知り改善プログラム』ってのを考えてまして。

というのも、今まででKさんをはじめ、OさんやMさん達に評価いただいたものの核って、

自分のコミュニケーションの部分だったんじゃないかと思って」

K「そうだね、コンテンツ選びもセンスあると思ってたけど、

たっちゃんは活動するたびに成長が著しかったしね」

た「本当、Kさんをはじめいろんな方のおかげです。

で、改めて自分のことを振り返ってみた時に、

自分にとって一番人生が変わったポイントってなんだろうって思ったんです。

そこで出てきたのが『人見知り改善プログラム』って言葉だったんです」

 

それから自分が作った計画を一通り話し、

このプログラムに対する思い、

お客さんになるであろうペルソナの想定、

どうやってお客さんを獲得し、

どうやって価値を提供していくのか

を伝えた。

 

そんな話を全て聞いてくれた後、Kさんがアドバイスをくれた。

 

K「たっちゃんらしくていい事業計画だと思うよ。

私の感覚ではちょっと大変そうかな?って思う部分もあるけど、

たっちゃんしかできないサービスでもあるし、いいと思う」

た「本当ですか?ありがとうございます。正直自分もこのモデル作りながら、

ある程度のお金は生めるかもしれないけど、ちょっと大変かなとは思ってました苦笑っ」

K「私はそのビジネスで生まれるお金ってのも大事だと思うけど、

企業価値っていうものも重視しているから。

私の勝手な思いにはなってしまうけど、

たっちゃんには10億を超える価値の会社を作って欲しいなと思ってるんだよね」

た「10億ですか…確かに、今のモデルだと、

想定の数字だけでもいって1億くらいですもんね」

K「そうなんだよ。別に悪いものではないけど、

もっと別の発想で考えることで生まれるものもあるから、

そういうのも頭に置いておくのをお勧めするよ」

た「ありがとうございます。

流石に今すぐにアイディアは出てこないんですが、

とりあえずこのプログラムを進めながら

10億を超える価値ってなんなんだろう、を考えてみたいと思います」

K「大丈夫、たっちゃんは才能があるから。応援してるよ」

 

そうして私とKさんの会話は終わったのだった。

 

挑戦に価値を感じてくれた人たち

 

挑戦と失敗

 

Kさんをはじめ、私がお世話になっていると感じている人たちは

数億〜数十億という額に触れてきた人たちが多く、

さらに今回ボクシングの試合へのご招待で

間接的とはいえ数百億という資産家の方達にまでつながることができました。

 

正直、振り返れば振り返るほど

何やってきてんだ自分…みたいなこと多いし、

挑戦しては失敗するってことばかりなので、

決して誇れるような人生を歩んできてるとは言えません。

 

ですが、そんな変な行動をしてきたからこそ、

「たっちゃんならできるよ」

と言ってくれる人たちに出会えたんだと思います。

 

私自身、振り返ってみて思うのは

「挑戦したい」という人はたくさんいるんですが、

実際に「挑戦してる」っていう人は少ない

と感じます。

 

私の挑戦の仕方自体は失敗ばかりだし、

真似したらいいよ!と自信を持って言えるものでもないかもしれませんが、

『挑戦する』ということを止め無かった結果、

普通の人があまり経験できないことを

できるようになったのではないか

と思っています。

 

応援される人になるには

 

私自身の能力で言うと未熟な点ばかりですし、

改善しなきゃいけない点、

成長しなきゃいけない点、

身に付けなければならない点、

色々とありますが、

それでもいろんな人からの応援で

人生が成り立ってると思っています。

 

では、どんな人が応援されるのか。

 

すでに何度も書いていますが、

それは『挑戦している人』なんだと思います。

 

挑戦している人というのは

応援したい人からすると

一種のエンターテイメントなんですよね。

 

赤ちゃんが頑張って立とうとする姿や

小学生が運動会で走る姿、

中学、高校生が受験に励む姿や

大学生が自分探しに翻弄する姿、

新入社員ができなかった仕事がだんだんできていく姿など…

 

これらって

『できなかった人ができるようになっていく姿』

つまり、

『何かに挑戦して成長していく様』

というものが感動をさせてくれるってことなんです。

 

きっとKさんやMさんが自分に言ってくれていた

「たっちゃんには才能があるんだから」

という言葉には

「挑戦する力があるんだから、

それを見せて自分を感動させて欲しい」

そんな思いがあるんだと思います。

 

なので、

もし応援される人間になりたいのであれば

『挑戦する人になる』

ことを忘れないでください。

 

挑戦した結果叶えたいもの

 

と、いうわけで

私たっちゃんは新しく挑戦をすることに決めました。

 

一つは今回の最後の方にKさんからアドバイスをいただいた

『人見知り改善プログラム』

そしてもう一つは

『一緒に応援しあえる仲間を作る』

プロジェクトとなります。

 

実はこっちもKさんにアドバイスいただいたので

そのやりとりを書いてみようと思います。

 

と、いうわけで、次回は

【夢を叶える上で一番大切にしなければならないこと】

をお送りします。

 

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