1000人の人に会うことで気づいた『人と出会う上で大切なこと』とは

どもども、たっちゃんです。

 

突然ですが、

人間関係に困ったことのない人っていないですよね?

 

いや、いるかもしれませんが、

多分99.99999%の人は何がしかで困ったことがあるはず。

 

元人見知りの私たっちゃんも

もちろん人間関係に悩みながら今まで生きてきました。

 

っていうか、

人見知りが人見知りを克服しようと行動して

人間関係に悩まないなんてことないので

逆に捉えれば人間関係を克服するためにしてきたことが多いのです。

(自慢にならない自慢)

 

というわけで、今回は

人見知りを克服するために

仕事以外の場で

年間で1,000人の人と出会ってき私が気づいた

『人と出会う時上で大切なこと』

というのを書いていこうと思います。

 

限られた時間の中で

どうやって1000人もの人に出会ってきたのか、

その出会いの中でどんな人と出会い

何に気づくことができて

どんな行動に出たのか…

 

今回はそんなお話。

 

今回の記事で伝えたいこと

 

今回の記事、思ったより長くなってしまったので、

自分が伝えたいところだけ先に書いておきます。

 

人と接する上で大切なこと、

それは『相手に興味を持つこと』です。

 

よほど見た目に気を遣っていないとか、

生理的に無理と思われていない限り、

初対面で興味を持ってもらえるのは嬉しいことです。

 

この時の自分は人に話せる武器(話題)を持っていなかったので

相手の武器に興味を持って接するようにしていました。

 

その結果、

人生で初めてのビジネスパートナーができ

ここから劇的に人生が変わっていく転機となったのです。

 

というわけで、

そこに至る経緯を知りたい方はこの先も読み進めてみてください。

 

1000人に会うことで運命の人に出会える話

 

会社に戻りたくない

 

会社員になって経済的に安定したと思いきや、

社長のパワハラにより直属の上司がみるみる青ざめていき、

最後には30分ごとに嘔吐しまくるという場に遭遇してしまった自分。

 

今は出向先ということで安心して過ごせているものの、

いつ会社に戻ってこいと言われるかもわからない…

 

そんな状況で自分が選んだ行動は

『今の価値観とは全く別の価値観を持つ人たちに会いに行くこと』

でした。

 

スマホで調べれば

セミナーやカフェ会、

講習会に交流会と

さまざまなものが出てきたので、

手始めに会社の最寄駅付近で行われている

『副業セミナー』

なるものを受けてみることにしました。

 

ちなみに選んだ理由は

勉強になりそうだったから

と、

そんなに人と話さなくて済むだろう

と思ったこと。

 

人見知りの自分は

人と出会うことが目的ではなく

『新しい価値観を得るため』

だったので

人の集まるところに行くものの、

できれば話さずにその場をすませたいと思っていたのでした。

 

人と出会う場

 

人と話さないですみそうなセミナーを選んだはずたったのですが、

残念なことに講師の方が超コミュ強(コミュ力強すぎマン)の方で、

まず最初にしたのが

「近くの人と挨拶してみましょう」

という指令でした。

 

いや、今考えればその場の空気を暖めるために

ちゃんとセミナー講師が考えてくれていただけなんですけど、

その当時の自分からしたら

「こんなはずじゃなかったのに」

と自分の選択を後悔した瞬間だったかもしれません。

 

ただ、それさえ終わってしまえば

セミナー講師の話を聞くだけなので

普通に勉強になりましたし、

『新しい場に行く』

ということに慣れていくための第一歩となったのでした。

 

それから数回、

同じようなセミナーに参加することで

隣の人と話す免疫力が上がり、

段々とコミュニケーションが必要な

カフェ会や交流会などにも参加することが増えていきました。

 

時には、パリピってほどではないけど、

コミュ強の集まるイベントに行ったりすることで

初対面の人と話すこともできるようになり、

当時メインで使っていたSNSの友達数を見てみたら

いつの間にか1000人を超えていることに気づいたのでした。

 

そのSNSの交換をしていた人は

リアルに会った人たちだけだったので

人見知りの自分でも

「ここまで人と繋がることができたのか」

と驚いたわけですが、

1000人に出会っても

大して変わっていない自分がいることに気づき

自分の応用力のなさに絶望するのでした。

 

何も持たない人間の処世術

 

1000人の人に会ってきたにも関わらず

新しい価値観を聞く前に関係性が断たれてしまうことばかり。

 

「新しい価値観を得るという目的を果たせないと困る!」

と思った私は

改めて自分の立ち振る舞いを考えてみることにしました。

 

別に不快な思いをさせるような対応はしていない、

見た目はいいとは言わないまでも

清潔感のあるような服装は意識していたし、

会話も全くできていないわけではない。

 

ではなぜその後の関係性に繋がらないのか。

 

答えは

『面白みがなさすぎる』

ことでした。

 

セミナーや交流会で仲良さそうに話してる人を見ると

「〇〇さんはそんな事業されてるんですねーっ」

「〇〇さんの活動、とても面白いですね!」

といった感じで

それぞれの活動に対して注目したり

お互い気になるところを聞き合ったりしていたのです。

 

そばで聞けば聞くほど、

活動に誇りを持っていたり

面白い事業モデルだったり

熱い思いを語れる何かを持っていたのでした。

 

そんな人たちに対して自分は

会社の名刺も数枚しか持っていないし、

(営業じゃないため、10枚くらいしかもらっていない)

何かやりたいことがあるわけでもない。

 

仕事もCADオペレーターという肩書きで

専門職感が強く、それを説明する力もない…

自己紹介では必ず言葉が詰まっていたので

「また会いましょうね!」

なんて言ってもらえることなんて皆無だったのです。

 

やりたい&やってる活動なんてない自分は

それでも自分にできることはなんだと考えに考えた結果、

一つの答えに辿り着きました。

 

それは『聞くこと』した。

 

心理学科を出ていた私は

カウンセリングをテーマにしたゼミに所属していたので

その時に相槌だけは身につけていたのです。

 

それに気づいてからは

相手の話を真剣に聞くことに集中し、

「もっと詳しく教えてください」

と伝えることで

「この人自分に興味を持ってくれている」

と認識してもらうように心がけていったのです。

 

神が与えし三物を待つ男

 

例え自分のやっていること&やりたいことがなくても

相手に対して興味を持っている雰囲気さえ出せば

「私に興味持ってくれてるのかな?」

と思ってもらいやすくなり、

最後に

「またお話聞かせてください!」

と締めることによって

相手も快く承諾してくれるという流れを作れるようなりました。

 

その結果、3割くらいではあるものの

2回以上お会いできる方が増えていき、

そこでその人の大事にしているものや

実際にやっている行動、

またそこに至るまでの経緯などを聞くことで

いろんな方達の価値観というものを

知ることができるようになるのでした。

 

そんな感じで人と出会っていったのですが、

あるセミナーで人一倍輝いて見える好青年に出会いました。

 

Mさん「はじめまして、Mと言います!今日の話、とてもタメになりましたねっ」

たっちゃん「そうですね、とても参考になるお話だったと思います(コミュ力たけーっ!めっちゃハキハキ喋るやん)」

M「実は自分、最近会社を登記したんですよ。日本の教育界を変えたくて!」

た「すごい志ですね、会社をトウキするなんてすごいです(当時登記という言葉がわかっていなかった)」

M「もしよかったら今度お話ししませんか?年齢も近そうですし、いろいろ情報交換できれば!」

 

こんなにキラキラした人と話せるなんて願ってもいない状況、

自分はすぐに返事をしました。

 

た「もちろん、こちらこそお願いしたかったくらいです。いつにしましょうか?」

M「カフェがあるので、よかったらそこでお話ししませんか?」

 

Mさんからのお誘いに対して、自分はすぐに首を縦に振りました。

 

そこで彼からいろんなことをお聞きするのですが、

その会話の中でいろんなことがわかってきました。

 

M「私ですね、日本の教育ってどうなんだろうって思うんです。

学歴が優先されて人としてみてもらえない、

そんなのおかしいと思うんです。」

た「そうですよね、就活とかで学歴で判断されることよくありますが、

そこで判断するなら履歴書の時点で結果は決まってますもんね。」

M「そうなんですよ。

自分も東大の大学院出身だってことに対してたくさん話を聞かれますけど、

見て欲しいのはそこじゃないんですよね」

た「(え?この人東大の大学院卒業なん?)で、ですよね。

やっぱり人間性を見て欲しいですよね」

M「そうなんですよ。

私は勉強より、サッカーとか頑張ってきたので、

そういうところで評価されることの方が嬉しかったですね。

J2にスカウトされた時は嬉しかったですし」

た「(…ん?J2ってなんだ?サッカーでJがつくのは…Jリーグ?)すみません?J2って、Jリーグのことですか?」

M「そうですね、J1ではないので自慢にはならないですけど、

やっぱり力を認められた、努力を認められた

って思えた時は嬉しかったですよね」

た「す、すごいですね…でも、なんでサッカーの道に行かれなかったんですか?」

M「私自身も学歴に支配されてたんですよ。

将来を安泰に生きるには学歴が良くなければならない。

社会に認められるには誰が見ても高学歴というものが必要。

なので日本で一番の東京大学大学院を卒業したんです」

 

あーあれか、

これが文武両道か。

 

私の身近な知り合いで東大の院を出ている人なんてほとんどいないし、

スポーツのスカウトを受けてる人なんて聞いたこともない。

 

しかも会話がいやらしい感じではなく、

さらっとやってきたことを話していただけ。

 

さらに顔はイケメンだし

誰からも好かれそうな雰囲気を醸し出している。

(醸し出すどころか前面に出てる)

 

こんな人について行けば

自分も何か変われるかもしれない。

 

そう思った私はMさんにこう伝えました。

 

た「あの、もしよかったらMさんの活動のお手伝いをさせていただけませんか?

力になれるかわからないですけど、一生懸命頑張るので(恐る恐る)」

M「え?ほんとですか?いやー今ちょうど一緒に頑張ってくれる人探してたんですよっ

よろしければ是非お願いします!」

 

こうして、自分にとってはじめてのビジネスパートナー

Mさんとの繋がりができたのでした。

 

人に会う上で大切なこととは

 

当時勤めていた会社にずっと居続けることに対して危機感を覚えた自分は

「なんとかして今いる場から離れなあかん!」

という思いを抱いた結果、

いろんな場に参加することで多くの人に出会い、

たくさんの価値観に触れることができました。

 

思い返すと流石に年間1000人は会いすぎだろって感じですが、

それでも行動した結果

自分の人生を変えるきっかけを掴めたのは

今でも最良の選択をしたなと思えています。

 

そんな人との出会いの中で自分が一番大切にしてきたこと、

それは

『相手に興味を持つこと』

でした。

 

人見知りの頃の自分を思い返すと

他人の目は気になるのに

他人のやってることや他人の大事にしてるものに対して

興味を抱いたことがありませんでした。

 

深い人間関係というのは

相手に興味を持ったところから始まります。

 

なのでもし人との繋がりを作りたい、

深く関われる関係性を作りたい、

と思う場合は

ぜひ相手のことを聞く癖をつけてみてください。

 

人と接する時の注意点

 

人との出会いはとても大事ですし、

「いろんな人と出会うことで

自分の価値観が広がりますよ」

とお伝えしてきましたが、

自分のやってきた行動の中で

一つだけ注意点があります。

 

私は人との繋がりを深くするために

相手の活動に対して興味を持つように見せる

という方法を取りました。

 

実際、そこから2回、3回会う

といった次につながることになったのですが

仕事をしている人からすると

お客さんになり得る人物

と認識されるようになります。

 

特に

不動産、保険、MLM、宗教、その他個人で活動されてる方々から

熱烈な営業トークを散々聞かされる

こととなります。

 

コミュ症だった自分は結果的に

そういう人たちから逃げることに成功しましたが、

自分の興味がない活動をされてる方に

「興味あります!!」

みたいなアピールは控えることをお勧めします。

 

まぁそれも含めていろんな人に出会えたので

今ではいい経験ですけどね。

 

というわけで次回、

【はじめて組んだビジネスパートナーに騙されて路頭に迷った結果】

をお送りしたいと思います。

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