元人見知りが語る、人見知りになってしまうその原因とは

どもども、元人見知り拗らせマンのたっちゃんです。

 

今日は自分の活動の軸として扱う予定のコンテンツ、

人見知りについてお話ししようと思います。

 

今でこそ

共に時間を過ごしてくれる友人がいて

様々なことを教えてくれる人生の先輩がいて

自分の挑戦を応援してくれる方々に囲まれていますが、

ここに至るまではなかなかの陰キャぶりを発揮しておりました。

 

人見知りを拗らせていた時の私は

先生に褒められても

「どうせ口だけでしょ」

と思っていたし、

友達ができても

「変なことしたら陰口言われるかもしれない」

ってビクビクしていたし、

恋人ができた時も

「嫌われないようにしなきゃ…」

と本心を隠しながら生きていたわけです。

 

というわけで、今回のお話は

自分が人見知りになってしまったきっかけについて

お話ししていこうと思います。

 

ちょっと重めの話ですがご興味のある方はどうぞ。

 

人見知りの始まり

いい子が必ずしもいい理由でそうなったとは限らない

 

幼少期の自分は

かなり物静かで素直、

先生から言われたことはちゃんとやり

手のかからない子と褒められる、

そんな子供でした。

 

側から見れば行儀が良く

とても空気の読める子供だったと思います。

 

「なんていい子なんだ」

と太鼓判を押したいところですが、

こうなってしまった理由に関しては

あまりいいものではありませんでした。

 

人見知りへの道の始まり

 

私が幼稚園に通い始めた頃、

突然、父がリストラにあいました。

 

父はとても仕事ができたらしいのですが、

仕事ができすぎた結果、

同僚に妬まれていじめを受けてしまい

結果精神が病んでしまったのです。

 

そんな理由から、

うちの母は父に

「そんなに辛いなら辞めていいと思うよ、

その分私が頑張るから」

そう言って父の代わりに

働きに出始めました。

 

私を含め子供が3人いる状況を考えると

既に息つく暇もないはずなのに、

母は家事と育児は今まで通りこなしつつ、

それに加えて仕事を3つ掛け持ちし始めたのです。

当時の自分はその状況を見て

子供ながらに

「なんだか色々大変そう」

ということは感じ取っていました。

 

忙しそうな母の邪魔をしてはいけない、

自分も協力しよう、

そんなことを思った私が取った行動が

『極力人に迷惑をかけない』

というものでした。

 

その結果身につけた能力が

『自分を押し殺すこと』

だったのです。

 

自分を押し殺した結果

 

物静かで迷惑をかけなかったのも

素直に先生の言うことを聞いていたのも

あまり手のかからないように振る舞っていたのも

それら全てが

”自分自身を押し殺した結果

周りからはそう見えるようになっただけ”

だったんです。

 

ただ、ずっと扱いやすいいい子として

いられた訳ではありません。

 

普段感情を押さえつけていた反動により

何かをきっかけに感情が爆発して

暴れ回るという側面がありました。

 

いつもの自分からは想像できない姿を見て

先生は混乱し、口を揃えて

「こんなにいい子があんなに暴れるなんて…」

と困惑していましたし、

周りの子供達からは

「あの子は暴れると手が付けられない」

という印象を与えてしまい、

友達もろくにできませんでした。

 

先生からも同世代の子供達からも距離を置かれた自分は

人間関係をうまく作ることができず

小学校に通っていた時も

普段は手のかからないいい子なのに

爆発すると手が付けられない

『要注意人物』として扱われるようになったのです。

 

『要注意人物』として生きた記憶

 

そんなふうに扱われた私は

余計に人間関係を作る方法がわからず、

数少ない友人になってくれた人たちにすら

本心で接するということができませんでした。

 

そんな状態で幼稚園〜小学校生活を過ごした自分は

どの時期にどんなものが流行って

誰と何をして過ごしたかという記憶が

ほとんどありません。

 

人と接する機会がなさすぎて、

深く記憶に刻まれるような思い出がないのです。

 

また、中学に上がるときは

すでに『要注意人物』としての情報は回っていたようで

入学早々、先生から警戒されていました。

 

実際、入学して早々に感情が爆発し

クラスメイトと喧嘩をしてしまった私は

先生に呼び出され親と共に厳重注意されることとなりました。

 

親に迷惑をかけたくないと思っていたのに

逆に迷惑をかけてしまった自分は

自分自身を責めることが多くなりました。

 

余談

 

それを見かねた母がある日自分に

「近くにボクシングジムができたらしいからやってみたら?

ケンカして友達殴っちゃうより、

サンドバック殴った方がストレス発散できるんじゃない?」

 

そう提案してくれた母の意見を飲み込み、

そこから3年間、自分はキックボクシングを習うことに。

 

そこに通わせてもらったおかげで

徐々に感情を爆発させることも少なくなり

改めて母に感謝をすることとなりました。

 

人見知りになってしまう人

 

人見知りって、

誰かに迷惑をかけたくないとか

他人の気持ちを優先しすぎた結果

自分を出せなくなってしまう状態

なんじゃないかなって思います。

 

ただ控えめってだけで、

ちゃんと自分の中で感情のコントロールが

できていればいいと思います。

 

ですがあまりにも自分を出せずにいると

他人の代わりに自分が傷ついたり、

いきなり感情が爆発してしまって

大きな問題に発展してしまうことがあるかもしれません。

 

そうならないようにするためにも

周りばかり気にせず、

自分の言いたいことは

ちゃんと言えるようになってほしいなって思います。

 

ちなみに、

幼少期〜高校生まで人見知りで生きてきた自分としては

「人見知りで得したことなんて全くない」

と言い切れるくらいには

改善した方がいいことだと思っています。

 

これから先の記事は

『人見知りだった自分が

どうやって人見知りを改善していったのか』

と言う部分も書いていきますので、

ご興味ある方はぜひ読んでみてください。

 

というわけで、次回は

【人見知りが初めて恋をした結果、自分の進路が確定した話】

をお送りしようと思います。

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